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《有酸素運動で動脈硬化防ぐ》

平成20年7月25日静岡新聞夕刊「健康」より
 「人は動脈とともに老いる」。米国の高名な医学者ウィリアム・オスラー(一八四九~一九一九年)の言葉だ。実際、年を取るにつれて動脈は硬くなり、心筋梗塞などの原因となる。日ごろの運動によって動脈を軟らかくできることが、最近の研究で分かってきた。
 日本人の死因のトップはがんだが、第二位の心疾患と第三位の脳血管疾患を合わせると、がんにほぼ並ぶ。動脈硬化は、その両方の引き金となる。動脈硬化は老化現象であり、どうすることもできないと考えられていた。しかし二〇〇〇年ごろから、そんな考え方を覆す研究結果が相次いで報告されるようになった。口火を切ったのは米コロラド大のダグラス・シールズ教授ら。週五回以上、ランニングなどを続けている中高年男性と、日ごろ運動をしない同世代の男性の動脈の硬さを超音波で調べた。すると、運動を続けている人たちは運動をしない人たちよりも、動脈の軟らかさを表す数値が35%も高く、より軟らかいことを発見した。
 さらに、健康な中高年男性二十人に三ヵ月にわたり週五回、一日当たり四十分程度のウォーキングをしてもらい、体の変化を調べた。すると、体重や血圧、血液中のコレステロールや血糖値などに変化はなかった一方で、動脈の軟らかさを表す数値が25%高くなっていた。日本の研究でも同様の結果が出ている。筑波大の前田清司講師(健康スポーツ科学)らは、茨城県南東部の旧大洋村(現・鉾田市)で週二回の健康教室に参加した中高齢者を調べた。半年間、健康教室でウォーキングやボール遊びをした人は、動脈が軟らかくなり、それに加えて「上の血圧」である収縮期血圧も下がっていた。その後、運動を止めた人を半年後に測ると、そうした効果は消えていた。
 「走ったり歩いたりする『有酸素運動』をすれば、動脈を軟らかくできる。これに反対する研究者はいないと思う」と前田さん。運動をすると、なぜ動脈は軟らかくなるのか。そのメカニズムは分かっていないが、血管の内側にある「内皮細胞」の機能が変化するためではないかと考えられている。内皮細胞は血管を拡張させる一酸化窒素(NO)や、逆に血管を収縮させるエンドセリンという物質を分泌する。運動すると血流が増えて内皮細胞を刺激。血液中にNOが増え、エンドセリンが減り、その結果、動脈が軟らかくなる-。そんなシナリオだ。
 運動のタイプによって動脈への影響は違う。前田さんらは運動選手を対象に、動脈を拍動が伝わる早さから動脈硬化度を測り、血液成分を分析。重いバーベルを持ち上げるような強度の高い筋力トレーニングを続けている人は、動脈が硬く、血液中のエンドセリンが多いことを突き止めた。前田さんらは、強度のもっと低い筋力トレーニングが動脈に及ぼす影響を研究中だ。「高齢者の場合、骨折や転倒を予防するため、適度な筋力トレーニングをする意義はあると思う」

◆動脈硬化予防のための運動のポイント
・1日の歩数を増やす。1日当たり8000歩から10000歩を目標にする。
・速歩など中程度の強度の運動を1日30分以上加えることが望ましい。
・運動を継続する。
(前田清司筑波大講師による)
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テーマ : 健康で過ごすために
ジャンル : ヘルス・ダイエット

プロフィール

ゴットハンド所長

Author:ゴットハンド所長
私が田中スポーツ医学研究所所長の田中康晴です。

私は、常々、患者さんに「先生の手は暖かいね。カイロを当てているみたい」って言われます。

普段どんなに冷たくても施術する時は、不思議と暖かくなっています。

それは私の自慢であり、治療家として必要な条件だと想っています。

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